グランパの山歩き
1.2004年4月29日
2.同行者:I、Y、K
3.JR:上中里―赤羽―北鴻巣―渋川 往復¥3760 特急券:高崎―渋川¥500
タクシー(日本中央)料金、食事代:1人¥3000 白井温泉:1時間¥250
4.地図:国土地理院1:25000鯉沢、沼田、金井、上野中山
昭文社:山と高原地図20赤城・皇海・筑波
5.ガイドブック:新・分県ガイド⑨群馬県の山
4月29日(木)
6時57分、赤羽駅から高崎行きの前2両目に乗る。Ⅰと、Iとパソコン教室で一緒だったKが待っていた。大宮を過ぎると車内から冠雪の富士山が見えて来る。途中、北鴻巣駅でⅠと大学同窓のYが乗り込み、並んで座る。
8時30分、高崎駅。1番線に移って草津行き特急に乗って渋川に行く。
9時2分、渋川駅からタクシーに乗り、子持山の登山口に向かう。紫色の柴桜が一面に咲いていた。鳥居を通り、山間に入っていく。ドライバーは慣れていないのか、空恵寺を過ぎ、降りて行く。メーターを止めて戻り、「一里が岩」から川沿いに遡っていく。子授け、安産の神を祀る子持神社を通る。7号橋を超えたところで停まる。帰りもお願いして別れる。登山口に、きちっとした登山ガイドが書いてあった。
9時45分、出発。板張りの道を通り、高さ60mの一枚岩、屏風岩を過ぎると歌碑が立っていた。
子持山紅葉をわけて入る月は錦につつむ鏡とぞ知る 円珠尼
川もなくなり、高度をあげていく。休日のせいか家族や夫婦など一列になって登っていく。青い頭と背羽根をしたルリビタキがチ、チ、チと鳴いていた。稜線沿いに登る。
10時25分、獅子岩の下で小憩。
女性組は峠の方のスペースを使って弁当を開いていた。Yは若い時に日本アルプスに登っており、Kは20代、ペースは普通で良かった。中高年組を抜いて更に登っていく。柳木ヶ峯で別ルートと合流、さらに一登りする。
11時25分、子持山登頂。十二山神を祀っている。
地元のグループが清掃を終えていた。近くに「山を汚す登山者は熊もあきれて困った。空き缶・ゴミ・良心はもちかえろうね」と書いた看板が立っている。大きな岩に取り付いて景色を眺める。残雪の武(ほ)尊(たか)山が良く見えた。形もいい。
上州の空っ風を受けるので防風林が続いている。
4人で食べられる場所に行き、モロキュウを食べながらブランディを飲み、お湯を沸かして焼きソバを食べる。清掃グループの子どもがいて、鳩が枝に止まっていた。
12時40分、出発。柳木ヶ峯から浅間山方面に降りていく。急斜面だった。大タルミで左折、唐沢川の沢を降りていく。獅子岩が獅子の形をして見えた。ヤマエンゴサクが咲いている。
林道になると登山口は直ぐだった。予定より早く着いたので奥の院に寄っていく。階段を登って赤い神社でお参りして降りる。
頼んでおいたドライバーは既に来ていた。麓に出て松並木の間の道を走り、国道17号線を横切って子持村温泉センター白井温泉に着く。ドライバーは待ってくれると言う。頭と身体を洗い、露天風呂に入る。半月が出ていた。ハーモニカを吹いているオッサンが「赤城の子守唄」を吹いてくれた。1人は尺八が趣味、トラック運転6万キロ、日本カーリットへダイナマイトの素を運んでいた。30分で出る。出口の脇のテーブルに忘れ物が積まれていた。洗面セット、歯ブラシ、タオル、衣類。
タクシーに乗り、白井宿を通っていく。鎌倉時代からある城下町の一郭が整備されていた。
渋川駅に着いてホームで電車を待つ。渋川女子高家庭クラブ作成の座布団が待合室に置いてある。
16時20分、吾妻線高崎行きに乗り、高崎から上野行きに乗り換える。Yは建築業経営者、卓球が趣味。高校迄選手だった。その後も続けており、最近も県大会で優勝している。去年は上海3泊4日のフリーツァーでレッスンを受けている。来月末、横浜での全国大会に出場する。敷地600坪には窯があり、友人が集まるという。北鴻巣で別れる。
熊谷の一つ手前で5両連結された。3人で山やパソコンの話をしている内、赤羽に着き、別れる。
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