グランパの山歩き
1.2012年7月18日(水)
2.単独
3.交通機関:西武池袋―芦ヶ久保¥680
4.地図:国土地理院1:25000正丸峠、安戸、皆野、秩父
昭文社・山と高原地図22奥武蔵、秩父
5.ガイドブック:新・分県登山ガイド 埼玉県の山
梅雨明けが宣言され、本格的な登山用に買った靴を履きならすため、山に行くことにした。
5時起床。コンビニに寄ってオニギリ、玄米アンパン、お茶を買って山手線に乗車。池袋で降りて西武池袋に行くと、丁度、飯能行が出たところだった。乗客の出入りが激しいのかホームにはベンチがない。立って食べる。
6時4分発、飯能行の準急西武池袋線に乗車。56分後、飯能で向かい側の西武秩父線秩父行きに乗り換える。
7時14分、出発。次の駅、東飯能で乗客の多くが降りていく。JR八高線に接続していた。高麗駅から山間に入り、高麗川に沿って走る。森林の中、小さなスペースに畑と家がある。単線なので2回、上り線の電車を待つ。正丸トンネルでは中で交差する。
8時、芦ヶ久保駅。ホームから正座している観音像が見えた。
改札口を出てトイレに行っておく。階段を降りて国道299号を渡り、歩道を右に歩く。トラックが盛んに行き来する。道端や家の前に咲く花を観る。オシロイバナや始めて見る花があった。
犬を連れているお母さんがいたので、道を確認。「山には熊がいます」と言われる。確かに国道と分かれた舗装道の脇に熊宛ての看板が立っていた。
「あなたの住んでいる地域に、人が音を出しながら立ち入りますので襲わないでください」
標識に従って歩いていくと登山口(標高350m)に出る。
8時30分、シャツを脱いで杉林の中の道を歩く。足元の草は未だ露に濡れていた。足の細長い蜘蛛を踏まないように歩く。お地蔵さんや、雨除けに良い穴があった。
幾つかの沢を超える時はヒンヤリして気持ち良い。ジグザグに登って尾根に取りつく。
9時50分、大野峠(880m)。
一息入れて丸山に向かう。蝉が鳴く前の発生練習をしていた。視界が開けたところから堂平山が見える。
電波塔下のT字路を左にとる。山桜、楢、楓、栗といった広葉樹なので明るい。オカトラノオが咲いていた。
梅雨明けの森に入れば鳥騒ぐ
木段を避けて登っていくと、展望台が見えた。その前に三角点があり、頂上になる。コンクリートの頑丈な建物は1980年、埼玉の日本宝くじ協会が寄贈していた。
階段を上がって眺める。武甲山が一望できた。
赤城山などは雲がかかって見えない。街では枯れてきた紫陽花が、ここでは満開だった。
持ってきたストックを伸ばして降りる。T字路に出る。右が展示館、左が芦ヶ久保。
左をとって降りる。更に曇ってきた。2回舗装道を横切る。
一帯の森は、埼玉県トラック協会が整備している。カラスアゲハが飛んでいた。
車の跡がある急坂を降りていくと、今まで人や車を見かけなかったが、青年2人組、間をおいて中年男2人組に会う。頂上までの情報を伝えて別れる。鳥居を通過、分岐点で日向山方面の道をとって降りて行く。
舗装道に出る。直射日光を受けながら歩いていくと「山の花道」の案内板があった。
炎天の山を下り来て喉渇く花道を標高差60m降りて沢に出る。
リュックを置いて橋のたもとを降りて水に頭を浸ける。タオルも浸けて顔にあてる。ベンチで休むと蚊が襲ってきたので、戻る。木の子茶屋の反対側にも水場があった。しばし頭を浸ける。少し降りた所に日向山への登山口があった。駅へのルートが森の中にあり、降りていく。ここも案内が出ているので問題ない。
帰りの電車は1時間に2本。10分前にホームに入り、誰もいないのでTシャツを脱いで長袖シャツだけ着、半ズボンになる。
13時14分、各駅電車が着た。5分早い。ドアが開いた後、定刻になるまでドアを閉めて冷房が効くようにしていた。西吾野駅では、鈍行と特急が通過するのを待つ。
13時58分、飯能着。別のホームに行き、渋谷行き急行に乗る。出発まで1両の内、一か所だけドアを開けて冷房を効かせていた。
14時9分、出発。練馬で降りて、同じホームで待っている池袋行きに乗って帰る。東京は32度を超えていた。
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